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タラの芽エピソードから感じた生徒の社会性の高さ
本校の敷地内にタラの芽がたくさんあります
「先生、採って家に持ち帰って料理して、家族に食べさせても良いですか?」
「天ぷらが最高においしいのに、採らないともったいないので・・・・」
と、先生と相談し、校長室に確認に来て、放課後に無事採取して帰るという場面がありました。
タラの芽のエピソードの中に、生徒の社会性の高さを感じ、うれしくなりました。
というのも、このエピソードを細かく見ると、実に多くの要素を見ることができます。
その要素とは、高卒求人に企業が求める姿のベスト5(地方紙記事より)とほぼ一致します。
それは、
1位 コミュニケーション能力
2位 人柄
3位 協調性
4位 チャレンジ精神
5位 行動力
いかがでしょうか?
出雲崎高校は、自然豊かな中にある、小規模で、少人数の定時制の高校です。
その特徴を強みにして、生徒一人ひとりと、豊かなコミュニケーションを大量に作り出しています。
生徒はそのような環境の中で育ち、企業が求める力を総合的に育んでいるのだなと思いました。
これから時代は「予測困難なVUCAの時代」&「人生100年時代」と言われます。
その時代を生き抜くうえで高校生という多感な時期に身に着けさせたい力は何なのでしょうか?
その質問には実に多くの答えが考えられます。
本校ではその答えを令和5年度末にスクールポリシーとしてまとめ、令和6年度より本格的に取組をはじめたところです。
その教育の日々の積み重ねが、きっと、出雲崎高校生一人ひとりの将来を輝かせるものと信じています